O157追悼と誓いのつどい 堺市で230人が参加

 堺市で平成8年7月に発生した病原性大腸菌O157による集団食中毒で亡くなった児童らを悼み、再発防止を誓う「追悼と誓いのつどい」が12日、同市堺区の市役所敷地内の追悼碑前で開かれた。

 市教委は24年、多くの子供たちが食中毒を発症した7月12日を「O157堺市学童集団下痢症を忘れない日」と制定。この日に合わせて毎年、市と市教委主催、市医師会などでつくる「堺市健康づくり推進市民会議」の共催で開かれている。

 式典には、市民や学校関係者ら約230人が参加。竹山修身市長が「亡くなられた方々の無念さとご遺族の深い悲しみを思うと痛恨の極み。あの不幸な悲しいことを二度と繰り返さず、決して風化させない」と誓い、参加者らが追悼碑に献花した。

 堺市のO157集団食中毒では、小学校で給食を食べた児童ら約9500人が発症。女児3人が死亡し、27年には食中毒発生時に小学1年生だった女性が後遺症による脳出血で死亡した。現在15人が経過観察が必要とされ、11人がまだ補償合意に至っていない。