体温調節の機能が未発達、子どもの熱中症に注意 (1/2ページ)

 日本列島各地が猛暑に襲われる中、子どもが熱中症の症状を訴えて病院に救急搬送されるケースが後を絶たない。子どもは体温調節機能が未発達で熱中症になりやすい。大人は予防措置として小まめな水分補給などを促すとともに、子どもの様子を注視し、ふらつくといった症状があれば直ちに保護する必要がある。

 気象庁が猛暑に警戒するよう呼び掛けていた17日には、愛知県豊田市で校外学習から学校に戻った小学1年の男児(6)が教室で意識を失い、病院で死亡した。死因は熱中症の一種、熱射病だった。18日には宮城県名取市の小学校の校庭で人文字の航空撮影を終えた児童38人が相次いで頭痛やめまいなどの体調不良を訴え、救急搬送された。

 身長が低い子どもは地面からの照り返しを受けやすい。さらに汗が出る「汗腺」が未発達で体に熱がたまりやすい。遊びに夢中になったり、自分の体調悪化をきちんと伝えられなかったりしているうちに症状が重くなることも多い。保護者や教員、地域の大人は注意深く様子を見守るべきだ。

喉の渇きの時点で多量の水分が失われていることも