西日本豪雨で被害の3区間、2カ月ぶり一部再開 JR西、広島・山口で

運転が再開された区間を走るJR呉線の列車。沿線には土砂崩れの跡が残る=9日、広島県坂町
運転が再開された区間を走るJR呉線の列車。沿線には土砂崩れの跡が残る=9日、広島県坂町【拡大】

  • JR呉線の広駅に到着した広島方面行きの列車=9日、広島県呉市
  • JR呉線の広駅で「がんばろう!広島」の文字が表示された広島方面行きの列車=9日、広島県呉市
  • JR呉線の広駅に到着する広島方面行きの列車=9日、広島県呉市

 JR西日本は9日、西日本豪雨の影響で運休が続いていた広島県と山口県の一部区間で復旧工事が終了し、約2カ月ぶりに運転を再開した。再開したのは呉線広-坂間と山陽線の白市-瀬野間、柳井-下松間の3区間。

 このうち、これまで朝夕を中心に先行して運転していた呉線広-呉間と山陽線白市-八本松間も9日から終日、再開した。

 始発から運転が始まった呉線広駅では、朝早くから広島方面への通勤・通学客が集まった。広島市内の勤務先へ向かうパート従業員、山口美代子さん(60)は「代行輸送のバスだと40分は早く家を出ないといけなかった。今朝は家でゆっくりでき、電車のありがたみが分かった」と喜んだ。

 広駅の半川守之駅長は「長くご不便をお掛けして申し訳なかった。残る不通区間も一日も早く復旧させたい」と話した。

 JR西によると、3区間では西日本豪雨で線路への土砂流入や駅の水没などが発生。当面は徐行運転するなどして、一部で被災前の7~9割の運行本数となる。

 西日本豪雨による不通区間は、呉線の三原-広間など広島県内の4区間と、山口県内の1区間となった。