「佐原の大祭」秋祭り始まる 関東三大山車祭り 千葉・香取、囃子連の集会場一部燃える

江戸情緒を残す町並みで大人形を乗せた山車が引き回される佐原の大祭=12日、千葉県香取市(城之内和義撮影)
江戸情緒を残す町並みで大人形を乗せた山車が引き回される佐原の大祭=12日、千葉県香取市(城之内和義撮影)【拡大】

  • 江戸情緒を残す町並みで大人形を乗せた山車が引き回される佐原の大祭=12日、千葉県香取市(城之内和義撮影)

 千葉県香取市の佐原(さわら)地区で12日、江戸時代から約300年続く「佐原の大祭」の秋祭りが始まった。北総の小江戸と呼ばれる古い町並みの中を、身の丈4~5メートルの大人形を乗せた13台の山車(だし)が14日まで引き回される。

 佐原の大祭は夏と秋の年2回行われる。関東三大山車祭りに数えられる国指定重要無形民俗文化財で、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産にも登録されている。例年は3日間で約40万人の人出でにぎわう。

 秋祭りは町並みの中心を流れる小野川の西側、新宿地区にある諏訪神社の祭礼。初日は各町内の山車が思い思いのコースを巡る「乱引き」が行われ、ゆったりとした「佐原囃子」の調べとともに江戸情緒を残す町並みを進んだ。

 13日は香取街道に山車13台が正午ごろ集まり、行列を組んで市内を巡る「そろい引き」が午後1時ごろから行われる。

     

 12日午前4時40分ごろ、千葉県香取市佐原イの「佐原囃子保存会あらく囃子連」の集会場から出火、木造平屋の一部が燃えた。県警香取署によると、当時集会場は無人でけが人はいなかったが、祭りで使う太鼓が燃えたという。同署は出火原因について調べを進めている。