キャラクターなどがお見送り 日光・那須ライナー運行開始 栃木

今秋の運行を開始した「日光・那須ライナー」をキャラクターなどが見送った=13日、栃木県那須町湯本(伊沢利幸撮影)
今秋の運行を開始した「日光・那須ライナー」をキャラクターなどが見送った=13日、栃木県那須町湯本(伊沢利幸撮影)【拡大】

 日光国立公園北部に位置する栃木県の日光、那須両地域の温泉地や観光拠点を結ぶ観光用路線バス「日光・那須満喫ライナー」が13日、今秋の運行を始めた。今秋は21日まで週末の土日の4日間運行する。

 那須町湯本の発着所では13日朝、平山幸宏町長、観光協会関係者らに加え、那須どうぶつ王国のアルパカや同町観光大使「きゅーびー」が利用客を見送った。同ライナーは東武日光駅-那須湯本温泉を3時間で結ぶ。昨年春から実証実験として運行されている。

 日光へ向かう便に平山町長も乗車し、「観光交通をさらに発展させたい」と意気込み、家族で乗車した同県那須塩原市の会社員、飯山健一さん(37)は「車窓からの紅葉が楽しみ。日光ではカフェや散策を楽しみたい」と話した。