日比谷公園にスポーツカフェ 皇居ランナーにも利用を

カフェ前で記念撮影に応じる高橋尚子さん(右)後と小池百合子知事=21日、千代田区の日比谷公園(大泉晋之助撮影)
カフェ前で記念撮影に応じる高橋尚子さん(右)後と小池百合子知事=21日、千代田区の日比谷公園(大泉晋之助撮影)【拡大】

  • 開業セレモニーで記念撮影する小池百合子都知事(左)と高橋尚子さん=21日午後、東京・日比谷公園
  • 開業セレモニーであいさつする小池百合子都知事=21日午後、東京・日比谷公園

 東京都は21日、千代田区の日比谷公園でスポーツをする人たちの拠点となるカフェの開業セレモニーを行った。オープンは23日で、スポーツ愛好者を意識して栄養面を工夫した食事を出すほか、“皇居ランナー”の利用を視野に入れて有料ロッカーを設置した。

 都公園協会の建物を改装し、同協会とアシックスジャパンが運営。2020年東京五輪・パラリンピックの機運を高めようと、1964年東京大会時の日本チームの公式ウエアなどを展示する。

 セレモニーで、シドニー五輪金メダリストの高橋尚子さんが「ランナーに聖地と呼ばれる皇居が近い。(カフェが)スポーツを身近に感じるきっかけになれば」とあいさつ。小池百合子知事は「20年大会成功の拠点の一つになってほしい」と期待を込めた。

 不定休で営業は午前10時から午後9時。ロッカー利用料は1回400円。