【話してみよう Japaneseライフ】増税 tax hike

 安倍晋三首相が来秋に消費税率を8%から10%へ引き上げると表明した。来年には10%に増税されるのだと英国の友人に愚痴をこぼすと、英国は税率20%だから、日本はまだ少ない方だと切り返されて、複雑な気持ちになった。

 ちなみに、消費税はそのまま、consumption taxと訳される。英国など欧州では、付加価値税(value-added taxの略のVAT)、米国では、売上税(sales tax)とそれぞれ呼ばれ、税率もさまざまだ。

 増税は、tax increaseとの直訳もいいが、tax hikeという表現がオススメだ。山歩きをする、ハイキングするときにも使うhikeは、taxが冒頭に付くと増税、price(値段) hikeだと値上げの意味になる。

 安倍首相が言うように、幼児教育や保育の無償化など「全世代型」の社会保障への転換を図るための財源が増税で本当に確保されるのであれば、国民の福祉にはプラスだろう。

 だが、英語ニュースサイト「JAPAN Forward」は、「日本が消費税増税を再び遅らせなければならない5つの理由」との見出しで、「日本は(長期停滞から脱出しかけている)消費の刺激策を必要とし、消費に冷や水を浴びせかけることではない」と伝えている。

 Japan needs to stimulate consumption,not douse it with cold water.

 政府は軽減税率の導入やポイント付与、住宅購入者への優遇策などの対策を講じるとしている。だが、増税はハイキングをするように楽しくはいかない!?

 See you next time!(「ジャパン・フォワード」編集部)

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