外国人雇い止め「3千人」 シャープ亀山、労組が公表 入管法審議に危機感訴え

シャープ亀山工場で働いていた多くの外国人が雇い止めされていた問題で、記者会見するユニオンみえの広岡法浄書記長(左端)ら=3日午後、厚労省
シャープ亀山工場で働いていた多くの外国人が雇い止めされていた問題で、記者会見するユニオンみえの広岡法浄書記長(左端)ら=3日午後、厚労省【拡大】

  • シャープの亀山工場で外国人労働者が大量に雇い止めされた問題で、記者会見するシマズ・シズカさん(左端)とスズキ・ファビオラさん(右から2人目)ら=3日午後、厚労省

 シャープ亀山工場(三重県)で働いていた多くの日系外国人が雇い止めされていた問題で、労働者の一部が加入する労働組合「ユニオンみえ」は3日、東京都内で記者会見し、雇い止めは3千人弱とみられると明らかにした。

 外国人労働者の受け入れ拡大を目指す政府は、人手不足を訴える企業側の意向を理由に挙げている。しかし、3千人もの雇い止め判明で、国会審議が続く入管難民法改正案への懸念は一層強まりそうだ。ユニオンみえの広岡法浄書記長らは「日系人でも不利益な立場で働かされている。法改正で受け入れる外国人も人権を奪われるのは明らか」「政府はこうした問題に目を向けず、拙速な拡大を進めようとしている」と危機感を訴えた。

 ユニオンみえによると、技能実習生とは異なる在留資格を持ち、亀山工場で働く日系ブラジル人、ペルー人、ボリビア人などの外国人は、シャープの3次下請けに当たる県内の会社グループに雇われていた。会社側は11月に労組と団体交渉した際「3千人から100人まで減った」と説明したという。