「相談窓口の活用を」上手な医療のかかり方 有識者が5方策を提言

有識者懇談会後、会見する座長の渋谷健司・東大大学院教授(左)と構成員のデーモン閣下=17日、厚生労働省
有識者懇談会後、会見する座長の渋谷健司・東大大学院教授(左)と構成員のデーモン閣下=17日、厚生労働省【拡大】

 患者側から「上手な医療のかかり方」を考える厚生労働省の有識者懇談会(座長・渋谷健司東大大学院教授)は17日、緊急時の電話相談やウェブサイトの活用推進など、医療機関の適切な受診に向けた5つの方策を公表した。医療現場で休日受診などが増加していることから、不要不急の受診を減らすよう国民に呼びかけた。

 懇談会は、医師の長時間労働が常態化し、過労死が相次いでいる状況を放置すれば「医療現場は崩壊する」と指摘。広く危機意識が共有されることを必要とし、子供が病気になったときは小児救急電話相談「#8000」などの活用を呼びかけた。

 懇談会のメンバーで、アーティストのデーモン閣下は「これはゴールではなく、スタートライン。それぞれが、しっかりとやっていくことが重要だ」と話した。