普段からきちんとコミュニケーションを取っていれば、このような対応を一緒に考えることができます。
また、産休中に英語の勉強を始めた、という知り合いの女性もいます。
産休期間を、フルタイムで仕事をしている時には難しい「自分のスキルアップの時間」と捉えているのです。
キャリア志向の女性は特に、このような傾向があるのではないかと思います。
産休を活かしてスキルアップし、仕事に復帰する。すると、仕事のパフォーマンスが向上します。産休を取ったことで、より高いパフォーマンスを発揮できる女性もいるのです。
一口に「産休に入る」と言っても、働き方の希望は女性によってさまざまです。だから、ビジネスマンの皆さんにもぜひ、産休をもっとポジティブに捉えていただければと思います。
女性社員一人ひとりに希望を聞いてみると、思わぬ答えが返ってくるかもしれません。
女性が自分の希望に合わせた形で産休を取りやすい環境、みんながそれをサポートできる環境を作ることは、社員全員が働きやすい環境を作ることにつながると思います。
そして、それがひいては、少子高齢化に悩む日本社会の解決の糸口につながるのではないでしょうか。
【プロフィール】成井五久実(なるい・いくみ)
株式会社スマートメディア代表取締役CEO
起業家。1987年福島県生まれ。東京女子大学卒。著書「ダメOLの私が起業して1年で3億円手に入れた方法」(通称:ダメ億/講談社)が販売開始から3カ月で重版となる。新卒で ディー・エヌ・エー(DeNA)に入社し、デジタル広告営業を経験。その後、トレンダーズ株式会社に転職、100社以上のPR・女性マーケティングを担当する。2016年、28歳で株式会社JIONを設立。情報サイト運営を通し、立ち上げからわずか5カ月で黒字化を達成。会社設立から1年後の2017年、3億円で事業売却。現在は、株式会社ベクトル傘下のメディア運営会社スマートメディアの社長を務め、「クレイジー」「OPENERS」「JION」など10のWEBメディアを運営している。その傍ら、女性起業家を支援する活動にも従事。
【女性起業家のOLトリセツ】は成井五久実さんが職場の女性との上手な接し方を教える連載コラムです。更新は原則第3水曜日。