山伏姿の僧侶が餅つき 日光・輪王寺「御供加持」で新年準備

輪王寺の伝統行事「御供加持」できねを振るう山伏姿の僧侶=21日朝、日光市山内
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 世界遺産「日光の社寺」の一つ、日光山輪王寺(栃木県日光市山内)で21日、新年に供える餅をつく伝統行事「御供加持(ごくうかじ)」が行われた。平成の大修理の間、かかっていた「素屋根(すやね)」が9年ぶりに取れた本堂「三仏堂」の前で、読経の声と太鼓の音が響く中、山伏姿の僧侶が代わる代わるきねを振るった。

 山伏のまとめ役「先達(せんだつ)」を務めた輪王寺支院、華蔵院(けぞういん)の関口純一住職(45)は「日光山に伝わる行事であり、仏様に供える餅なので気を引き締めて務めた」と話した。年末までに約120キロの餅をつき、境内約100カ所に供える。