【トップバイヤーの男前研究所】スイス製腕時計の名品 あこがれ抱く技術の結晶

現存する世界最古の時計ブランド「ブランパン」の「フィフティファゾムスオートマティック」(154万4400円)(いずれも荻窪佳撮影)
現存する世界最古の時計ブランド「ブランパン」の「フィフティファゾムスオートマティック」(154万4400円)(いずれも荻窪佳撮影)【拡大】

  • 「ロンジン」の「コンクエストV.H.P.GMTモデル」(17万1720円)はスマホアプリとの連動で、2つの時間帯を設定できる
  • ビジネスシーンでも人気が高い「オメガ」の「シーマスターダイバー300M」(56万1600円)

 今回はスイス製腕時計の名品を紹介します。時を刻むだけでなく、その卓越した技術の結晶はオーラを放ち、多くの男性にあこがれを抱かせます。平成も残すところあとわずか。こだわりの一品を身につけて、新時代をスタートしてみてはどうでしょうか。

 ◆ベルトを見極める

 こだわりの一品を選ぶ際、気を配りたいのがベルトの素材です。革にするか、ステンレスにするか、慎重に見極める必要があります。

 参考に名品を見てみましょう。ナポレオンやマリー・アントワネットも愛用したという老舗ブランド「ブレゲ」の「クラシック ムーンフェイズ 7787」には、多くの男性が羨望のまなざしを向けます。シックな黒のベルトが上品な文字盤を際立たせますね。

 ただ、高温多湿の日本では革ベルトのお手入れが難しいのも事実。愛好家の方は、革ベルトを大切にするため、夏場には装着しないという人もいるほどです。

 一方、日本でも人気が高い「オメガ」の「シーマスター ダイバー 300M」は、ステンレススチールのブレスレットで、ビジネスを含め多くの場面で洗練された印象を演出します。

 ◆テクノロジーと融合

 コーディネートを考えるときには、ベルトなどの革小物と素材感や色調を合わせてもおしゃれです。「ブランパン」の「フィフティ ファゾムス オートマティック」のベルトはセールキャンバス(帆布)。カジュアルな印象で大人のオフタイムファッションのアクセントに最適です。

 1832年創業の「ロンジン」の新作「コンクエスト V.H.P.GMTモデル」は、スマートフォンの専用アプリと連動させると簡単な操作で2つの時間を設定でき、伝統の技とテクノロジーの融合を感じさせます。海外出張の多い方にぴったりですね。

 ◆和装に懐中時計

 懐中時計も選択肢の一つです。チェーンを付け、ポケットから出すと装飾性も高くおしゃれのワンポイントになります。金属アレルギーで腕時計をつけられない方にも重宝されます。

 「ティソ」の「サボネット」は細やかな装飾が施され、品格あふれる仕上がりです。和装にも合わせやすいかと思います。

 腕時計は持ち主の個性が表れるアイテムです。ご自身との相性を踏まえ、じっくりと選んでもらいたいと思います。(宝飾時計担当バイヤー 徳万恵里)