茅葺き屋根の集落が日本の原風景を描き出す、美しき「隠れ里」。[菅並集落/滋賀県長浜市] (1/2ページ)

田んぼのすぐ近くに家屋が立ち並ぶ。菅並集落には受け継いでいくべき里山の景色がある

田んぼのすぐ近くに家屋が立ち並ぶ。菅並集落には受け継いでいくべき里山の景色がある

豪雪地帯に点在する茅葺の集落。

トタンを巻いた茅葺き屋根の家屋。下の部分もきれいな状態で保存されており、集落の規模も大きい

トタンを巻いた茅葺き屋根の家屋。下の部分もきれいな状態で保存されており、集落の規模も大きい

山間に連なる茅葺き屋根。日本ではなかなか見られなくなった原風景が、ここには大切に残されている

山間に連なる茅葺き屋根。日本ではなかなか見られなくなった原風景が、ここには大切に残されている

【ONESTORY】滋賀県の最北端、長浜市余呉町は全国最高クラスの豪雪地帯として知られる地域です。菅並集落は、茅葺き屋根の農家が数十軒集まる素晴らしい村です。現在、ほとんどの家は屋根にトタンを巻いていますが、下の家屋はきちんと残されています。規模や美しさで言ったら、有名な飛騨高山や白川郷のレベルと言っていいでしょう。これほどの光景は全国各地を見ても滅多にありません。ある意味、関西の白川郷ともいえる。最初に訪れた時、日本にまだこうした景色があるのかとショックを受けたと同時に、驚きました。これも「隠れ里」のひとつと言えます。

将来に受け継ぐべき農村の景色