大丸神戸店でも初売り 福袋完売

大丸神戸店で始まった初売りで福袋を手にする買い物客ら=神戸市中央区(林信登撮影)
大丸神戸店で始まった初売りで福袋を手にする買い物客ら=神戸市中央区(林信登撮影)【拡大】

 兵庫県内の百貨店などで2日、新年恒例の初売りが始まり、福袋などを求める買い物客らでにぎわった。

 神戸市中央区の「大丸神戸店」にはこの日、開店前から約5千人が列を作った。そのため予定を15分前倒しし、午前9時15分に開店。家族連れらがお目当ての福袋や化粧品を買い求めるなど、店内は大いににぎわった。

 同店では今年、約3万6千個の福袋を用意。人気の和菓子詰め合わせや化粧品福袋が次々と売り切れ、各階のブランドショップの福袋も完売した。また平成最後の初売りを記念し、英国を代表する高級車「アストンマーチン」の現地工場の見学ツアーや、名古屋と伊勢志摩を巡る豪華客船旅行が当たる特別くじも用意された。客のピークは3日までで2日間で計約15万人の来店が予想されるという。

 婦人服などの福袋を購入した神戸市西区の主婦、浅田延子さん(70)は「新年早々いい買い物ができた。中身を確認するのが楽しみです」と声を弾ませた。