【節約家計簿】今年はお金のイベント目白押し

 1月から家計簿をつけ、「今年こそ続けよう」と意気込んでいる方も多いと思います。今年は、家計管理にあたって注意しておくべきお金の“イベント”がいくつもあります。

 まず、家計に大きな影響を与えるイベントは、10月の消費税率10%への引き上げでしょう。先月示された与党税制改正大綱に基づき増税を念頭に置いた法案がそのまま通れば、自動車税が最大で4500円安くなります。また、10月から2020年末までに入居した住宅に限り、住宅ローン減税の適用期間を3年延長して13年になります。

 今回は、10%へのアップで消費税額が暗算しやすくなるため、消費抑制効果がより強く働くと予測されています。増税を機に商品が売れなくなれば、本体価格が下がることも考えられるので、価格の動きを予測して買いどきを判断しましょう。商品によってどちらがいいのか明言できないのが難しいところですが、過去には増税後にお得になった商品もみられました。

 そして注目は、6月以降、過度な返礼品競争が問題となっているふるさと納税制度が見直されること。返礼品は「寄付金の3割までの地場産品」という通達を守っている自治体を、総務省が制度の対象に指定する仕組みに変わります。指定された自治体にふるさと納税した場合にのみ税優遇の対象になります。

 消費増税後は、キャッシュレス決済へのポイント還元も検討されています。クレジットカードや電子マネー、QRコード決済サービスなどの利用が増えるでしょう。お金を使っている感覚が薄くなるので、使い過ぎないように家計管理の方法を工夫しましょう。

 4月には働き方改革関連法が施行され、有給休暇の確実な取得が促されます。休みはとれますが、残業代は減る方向です。

 9~11月は、日本各地でラグビーワールドカップが開催されます。外国人観光客の増加が、特に、地方の景気活性化につながるといいですね。(マネーライター 生島典子)