しゅふJOB総研の川上敬太郎所長は「17年調査時には、女性が働きやすいと実感している人の割合は28.1%だったことから、2018年は少し改善がみられたと言える。少しずつ良い方向に進んでいる傾向は感じるものの、働く女性が期待している変化スピードに対して社会の変化はまだまだ追いついていない」と指摘している。
18年は働く女性にとってどんな年だった?
1位には「これまでより自由にキャリアを選べるようになった年」(36.9%)がランクインした。
2位は「保育園不足やマタハラなど、働き続けることがこれまでより難しくなった年」(33.6%)、3位は「企業が女性が働くことの価値をより認めるようになった年」(21.0%)、4位は「出産後も働き続けられるような環境がより整うようになった年」(4.5%)--と続いた。
同社の調査によると、仕事と家庭の両立を求める女性に合う条件の求人が徐々にではあるが増えてきているという。