センター試験目前 家族のインフル持ち込みを防ぐには

インフルエンザが猛威をふるい、都内でもマスク姿で出かける人の姿が目立つ=東京都中央区銀座(寺河内美奈撮影)
インフルエンザが猛威をふるい、都内でもマスク姿で出かける人の姿が目立つ=東京都中央区銀座(寺河内美奈撮影)【拡大】

 19、20日に大学入試センター試験を控えた受験生がいる家庭にとっていちばんの“敵”は、インフルエンザなどの感染症だ。インフルエンザは高熱などつらい症状が出るが、ほとんどの場合、安静にしていれば回復する。だが、受験生にその余裕はない。

 そこで、大切になるのが本人も含め、家族がインフルエンザを家に持ち込まない予防策だ。感染症に詳しい川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長が励行するのは、まず手洗い、うがいだ。

 手洗いは、せっけんを十分泡立て、指先、爪・指の間、親指の周り、手首まで念入りに洗い、水や温水で十分に流し、洗い終わった手はペーパータオルや清潔なタオルでよく拭く。「トイレの後や食事の前には、せっけんと流水でしっかり手洗いすることを習慣づけてほしい」と岡部所長。

 また、のどや鼻の粘膜が乾燥するとウイルスが侵入しやすくなる。そこで大切なのは、部屋の加湿。加湿器を使ったり洗濯物を部屋に干したり、湿度を保つ工夫を心がけたい。

 体の抵抗力が下がればインフルエンザなど感染症にかかりやすくなる。岡部所長は「十分な睡眠と、できれば規則正しい生活をして調子を整えておくことが大事」と話している。

 ワクチン接種でウイルスに対する免疫がつくには2~4週間かかるので、センター試験に間に合わないが、それでも岡部所長は「まだ接種していない人は、身近な医師に相談して」とアドバイスする。センター試験が終わっても入試は続く。対策は万全に。