【マック&ユニクロ流人財育成】人財教育の最大の武器、人事評価制度 (2)パート・アルバイト評価の重要性 (1/3ページ)

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 教育・評価は正社員だけではなくパートやアルバイト(以下PA)等、非正規社員に対しても必要です。

 頑張って働いているにも関わらず時給があがらない、褒められない、というのはやりがいを失い、モチベーションの低下、そして離職に繋がっていきます。

 今回は、PA評価のポイントについてお伝えしていきます。

時給アップはモチベーションに大きく影響する

(1)項目の決め方

 評価項目については、会社・お店としてやってほしい事を書き出し、優先順位が高い順番に設定します。

 例えばスキル系であれば、レジができる、勤務態度等の接客系であれば、あいさつができる等です。

 ここでポイントとなるのが“項目は増やさない”ということです。項目が増えれば増えるほど評価に時間がかかります。多くて10項目程度が良いでしょう。

 また、時給のアップはモチベーションに大きく影響します。

 評価の度に時給を上げる必要はなく、各店舗の人件費予算の中での時給アップで問題ありません。時給に対しての制度があるということを示すことが重要です。

 マクドナルドでは、店の人件費に収まればPAの時給アップは店長の権限で行うことができました。

 そのことから、90年代半ばに時給の上げ幅を10円から5円にしたいという意見が店長たちから出てきたことがありました。上げ幅自体は小幅になりますが、時給アップはやりやすくなります。

 店舗が増え続けていた時代、人件費予算が限られている中で、頑張っているPAに対して時給のアップという手段も使用し、評価をしたいという意見です。それだけ、マクドナルドでは時給評価を大切にしてきたのです。

 何を達成したら評価や時給が上がるのか、この段階で明確にしておきましょう。

マックやユニクロでは3カ月に1回評価していた