安倍首相「言論界の道標に」 正論大賞贈呈式

贈呈式を前に記念撮影に臨む国士舘大特任教授の百地章氏(左)と駒沢大名誉教授の西修氏=5日、東京都千代田区のホテルニューオータニ
贈呈式を前に記念撮影に臨む国士舘大特任教授の百地章氏(左)と駒沢大名誉教授の西修氏=5日、東京都千代田区のホテルニューオータニ【拡大】

 第34回「正論大賞」(フジサンケイグループ主催)の贈呈式が5日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで行われた。大賞を受賞した駒沢大名誉教授の西修(おさむ)氏(78)と国士舘大特任教授の百地章氏(72)の2人に、日枝久フジサンケイグループ代表からブロンズ彫刻「飛翔」(御正(みしょう)進氏制作)と賞金が贈られた。また、第19回正論新風賞を受賞した静岡大教授の楊海英(よう・かいえい)氏(54)には、宮内正喜フジテレビジョン社長からブロンズ彫刻「ソナチネ」(小堤(おづつみ)良一氏制作)が賞金とともに贈られた。

 西氏は自衛隊を違憲視する憲法学会の議論に一石を投じ、百地氏は緊急事態条項を憲法に盛り込む必要性を強く訴えた。内モンゴル出身の楊氏は文化大革命やウイグル問題などに切り込む姿勢が高く評価された。

 贈呈式には約500人が出席。安倍晋三首相が駆けつけ、「言論界における日本の道標として正論路線がこれからも堂々と展開され、先生方が受賞を機にますます活躍されることを期待する」と述べた。また第26回正論大賞受賞者で、ジャーナリストの櫻井よしこ氏がビデオメッセージで「(西、百地両氏から)いろいろとお教えを受けてきた。自分のこと以上に受賞をうれしく思う」と祝意を寄せた。