ビッグローブ温泉大賞 草津が11年連続東の横綱 西は4年連続で別府

ライトアップされ、観光客でにぎわう草津温泉の「湯畑」
ライトアップされ、観光客でにぎわう草津温泉の「湯畑」【拡大】

 全国の温泉地や旅館・ホテルなどの番付を決めるインターネット接続事業者、ビッグローブ(東京都)主催の「みんなで選ぶ 第11回 温泉大賞」が12日発表され、温泉地部門で草津温泉(群馬県)が11年連続で東の「横綱」に輝いた。西の「横綱」は4年連続で別府温泉郷(大分県)。草津温泉は昨年1月の本白根山の噴火や、白根山の噴火警戒レベルの引き上げの影響によるイメージダウンが懸念されていたが、今回も温泉ファンから高い支持を得た。

 昨年12月3日~今年2月13日にインターネットで投票を受け付け、温泉地▽旅館・ホテル▽エリア別ランキング▽県別ランキング▽外国人観光客におすすめの旅館・ホテル-など7部門で「温泉番付」を決定した。

 草津温泉は、夜間にライトアップされるシンボルの源泉「湯畑」や、お湯を板でかき回す「湯もみ」が「非日常感を味わえる」と好評で、「都内から高速バスも出ていてアクセスも便利」などの声も寄せられた。

 昨年1月の昨年1月の本白根山の噴火や白根山の噴火警戒レベルの引き上げの影響による観光客の減少を食い止めようと、草津温泉は、日帰り入浴施設「西の河原露天風呂」で昨年11月まで「ふろの日」の毎月26日、水着を着用して男女混浴ができるようにするなどして集客に努めた。温泉ファンには、こうした取り組みも評価されたようだ。