【節約家計簿】新社会人は手取り9割でやりくりする習慣を

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 引っ越しシーズン真っ盛り。大学入学や就職で、お子さんが引っ越しをした家庭も少なくないでしょう。就職で引っ越した場合でも、親側の負担が必要なケースはたくさんあります。単純に出してあげるより、一部でもお給料から返してもらえるように、お子さんに伝えてはいかがでしょうか。

 大学入学の場合、新生活にかかるお金の多くは親が負担するのが一般的です。住まいを準備するだけで、前家賃のほかに不動産の仲介手数料が必要な物件もありますし、礼金や敷金(保証金)などを合わせると20万~40万円くらいかかります。冷蔵庫や洗濯機、電子レンジ、ベッドなどの生活家電や家具も、10万~20万円はかかるでしょう。入学費用を払った後の支出なので、親にはきつい負担です。

 大学入学後の生活費は、親がどこまで負担するのか、新生活を始める前にきちんと話し合っておく必要があります。奨学金を借りる予定なら、奨学金の使い方も入学前に話し合いましょう。奨学金はお子さん名義の口座に振り込まれるため、お子さんが自由に引き出して使ってしまい、減っていて困ったという話をときどき耳にします。在学中の学費に充てる予定なら、奨学金が振り込まれるたびに引き出して、親側が管理したほうが安全だと思います。

 社会人になって1人暮らしをする人は、手取り月収の1割程度は先取り貯蓄に回しましょう。新社会人としてのスタート時から、手取り月収の9割以内で暮らせるような習慣を身に付けるのがおすすめです。

 1割程度の貯蓄については、5000円や1万円などのキリの良い数字にこだわらず、1000円単位で考えましょう。1000円でも多く、先取り貯蓄に回すのです。たとえば手取り月収が15万円の場合、貯蓄は月1万5000円ではなく、1万6000円や1万7000円にするのがおすすめです。(ファイナンシャルプランナー 畠中雅子)