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「子育て大国」オランダで発見した「子育て便利グッズ」ベスト5 (1/4ページ)

ステレンフェルト幸子

 日本でやっと発売された「液体ミルク」

 今年3月、災害時の需要がきっかけとなり待望されていたベビー用「液体ミルク」がついに発売された。大手食品メーカーの明治も4月から液体ミルクを販売すると発表しており、今後の普及と災害時のための備蓄が見込まれている。「割高である」「量の調整がしにくい」などの細かいデメリットは指摘されながらも、利用したママのほとんどがその手軽さに感動しているようで、不眠不休で赤ちゃんのお世話に従事する日本のママたちがキツい時にちょっと頼れる選択肢が増えたと嬉しく思っている。

 「手抜き育児大国」?! オランダ

 というのも筆者は、日本である程度子育てした後に家族でオランダに移住しており、この「世界で最も子どもが幸せな国」における親たちのびのびさ加減に戸惑いながらも、結果として子育てがずっと楽しくなった経験をしたからだ。

 ありていに言ってしまえば「『文化と社会制度』が子どもとその親に対して優しくできている」という話かと思う。個人主義で人の幸福が何より優先される上、そもそも苦労も自己犠牲も美徳ではなく改善の対象と見なされること、効率性大国でもあること、男女同権・ワークシェアリングの文化によって家事育児も外仕事も夫婦で分担することなどが土台にあるように思える。そして老若男女子ども好き。その結果、子育て期は大変だけれど幸せな時期なのだから、なるべくグッズや他の人の手を借りて子どもとの時間を楽しむ精神的な余裕を失わないようにしようという意識が日本に比べて高い。筆者のような典型的日本人ママには「手抜き」に見えてしまうことも多いが、それで親子が共に楽しく過ごせる時間が増えるのならアリかもなあ、とも思う。

 オランダの子育てグッズ勝手にランキング

 そんなオランダと日本を子どもと一緒に行き来している筆者が、オランダで出会った子育て便利グッズ・施設を勝手にランキングするのでご笑覧いただきたい。関連するビジネスに携わる方、いかがでしょうか。

 1位:「クヌッフル(寝んねのお供用ぬいぐるみ)」

 オランダのベビーはほぼ100%、産まれてすぐから寝る時に親が決めた特定のぬいぐるみを常に顔の横に置かれる。するとだいたい半年から1年でそのぬいぐるみとお友達になり、親が寝かしつけをしなくともそのぬいぐるみを渡すと一人で勝手に寝てくれるようになるのだ。

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