2時間で配達4件、報酬2500円…「ウーバーイーツ」支える新たな労働スタイルに密着 (1/3ページ)

注文された品を受け取りに向かう女性配達パートナー=東京都港区(佐藤徳昭撮影)
注文された品を受け取りに向かう女性配達パートナー=東京都港区(佐藤徳昭撮影)【拡大】

  • 注文の品を受け取るため、店に到着した女性配達パートナー=東京都港区(佐藤徳昭撮影)
  • 注文された品を受け取りに向かう女性配達パートナー=東京都港区(佐藤徳昭撮影)

 米配車サービス大手ウーバーテクノロジーズが手がける食事宅配サービス「ウーバーイーツ」が国内で広まってきた。スマートフォンを操作するだけで飲食物が届く手軽さで支持を集めており、商品を提供する外食側も商機とみて契約店が急拡大する。宅配が今秋の消費増税時の軽減税率の適用対象であることも追い風に、今後も勢いが増しそうだ。好きな時間に働けるため、自由度の高い新たな労働スタイルとして注目を浴びている「配達パートナー(委託配達員)」に密着し、業務の実態や報酬などを探った。

 3月28日の正午頃、麻布十番駅(東京都港区)の近くで、配達員の女性(34)がギア付きのマウンテンバイクにまたがり待機していた。仕事のときは自宅から来られて、かつ注文の入りやすいこのエリアで待つことが多いのだという。ダウンコートにジーパンというラフないで立ち。配達員に制服はなく、「Uber Eats」と大きく書かれた、箱のようなかばんが目印だ。

 「携帯の専用アプリを、受注ができる状態に設定すると、近くのお店に注文があった場合にアラームが鳴るんです」。スタンバイを済ますとアプリの画面に周辺の地図が表示された。

 5分経過。動きがないため30メートルほど場所を移すと、最初のアラームが鳴った。画面には300メートルほど離れたカレー店が表示された。

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