【書評】『鳩と桜 防衛大学校の日々』宮嶋茂樹・撮影


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 ■防大生の4年間を写真で追う

 日本の国防を担う自衛隊の幹部を養成する防衛大学校は、東京湾を望む三浦半島の東南端にある。本書は自衛隊にこだわり抜く不肖・宮嶋カメラマンが防大生の入学から卒業までの濃密な4年間をみっちりと追った豪華写真集。

 厳しい訓練や講義に臨むりりしい姿だけではない。日々の生活やクラブ活動にいそしむ様子はイマドキの若者の顔だ。卒業時に東京都内の有名ホテルで行われるダンスパーティーは彼女同伴、この日のために準備した飛び切りのドレス姿でけんを競う。もちろん、宮嶋カメラマンのことだ、“防大美女図鑑”もおさおさ怠りない。(文芸春秋、8500円+税)