「平成の野菜」は何? タキイ種苗がアンケート 「令和」の流行どうなる (1/2ページ)


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 「平成」の野菜はパクチー。そんな結果が、種苗メーカー大手「タキイ種苗」(京都市下京区)が行った野菜に関するアンケートで出た。平成の30年間に「流行した野菜」「定着した野菜」「代表する野菜」のすべてのランキングでパクチーが1位を独占。また、1日に発表されたばかりの新元号「令和」における流行予想では、スプラウト(野菜類の新芽)が接戦を制して1位となった。

 アンケートは昨年11月にインターネットで実施し、全国の20~69歳の男女計310人が回答。パクチーは平成28年に、食に関する調査研究を行う「ぐるなび総研」(東京都)によるその年の世相を反映した料理「今年の一皿」に選ばれるなど、近年の顕著な流行が多くの人の印象に残ったとみられる。

 パクチーのほか、「流行した野菜」「定着した野菜」「代表する野菜」のすべてで、2位がアボカド、3位がフルーツトマト、4位がズッキーニという結果に。中でもフルーツトマトについては、昭和の時代には酸っぱいものだったトマトが、その名の通りフルーツのように甘くなったことで大きな衝撃を与えたようだ。

 「平成の野菜の思い出」についての問いでは「スーパーで聞いたこともないような野菜をよく見るようになった」「さまざまな国のレストランが増え、外来の野菜をよく食べるようになった」といったエピソードが寄せられ、平成という時代には、昭和にはなかった外国の野菜や新たに生まれた野菜が隆盛したことを物語った。一方で、栽培技術の進歩などによって一年中出回る野菜が増え、「旬が分からなくなった」という回答が6割超に。日本ならではの季節感が薄れていくことを懸念する声もあった。

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