川を行き来するサケとアユの稚魚展示 大洗水族館

 アクアワールド茨城県大洗水族館(同県大洗町磯浜町)で、サケとアユの稚魚約40匹が同じ水槽で展示されている。

 成長段階で川と海を行き来するサケとアユは親になるまでに育つ場所が異なり、この時期は川が互いの交差点となる。今回の展示では、サケとアユを同じ水槽で展示し、この時期の川を再現している。

 サケもアユもサケ目に分類されるため、稚魚の姿はよく似ているが、サケは口が丸みを帯びており、背中が青っぽい点などが見分けるポイントだという。

 同館の担当者は「2種の魚が交差する川の様子を楽しんでほしい」と話している。