【書評】『日本語と英語で読む 神道とは何か 小泉八雲のみた神の国、日本』


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 ■ハーンの足跡から核心に迫る

 日本固有の宗教で先祖崇拝、自然信仰の世界観を持つ神道は、明治以降、外国人に度々誤解され、戦後には影響力排除の動きも。こうした西洋側の否定的な神道観に対し、西洋人で最初に神道の重要性を理解、自らもその世界に身を委ねたのが明治後期に来日、帰化した作家、英文学者のラフカディオ・ハーン(小泉八雲)だ。なぜハーンは日本人の生活に根付いた神道を理解できたのか、神道解釈とはいかなるものか-。

 ハーン研究で知られる両著者がハーンの足跡、著作などを通じ神道の核心に迫った外国人向けの講演内容をもとに日本語と英語で執筆した。(錦正社、1200円+税/平川●弘 牧野陽子・著)

●=示へんに右