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病と生きる モデル・道端アンジェリカさん(33) 「乾癬」前向きに受け入れ (1/3ページ)

 道端アンジェリカさん(33)は平成29年、モデルという人に見られる仕事でありながら、皮膚病の「乾癬(かんせん)」を公表した。見た目に影響が出る病気だけに人に言えずに悩んでいたが、公表後は、周囲の温かい反応もあり、前向きに受け入れられるようになったという。(聞き手 油原聡子)

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 初めて症状が出たのは6年くらい前。ひざの裏とひじに出ました。肌が乾燥してピンク色になっているような状態です。でも、モデルの仕事に支障はなく、小鼻やおでこの生え際が少し乾燥する程度でした。

 ひどくなったのが平成28(2012)年の秋です。腕やおなか、背中などに小さな発疹が増えていきました。調べていくと、乾癬の画像が自分の症状と似ていて、大学病院の皮膚科を受診したんです。

 《乾癬は、皮膚が赤く盛り上がり、はがれた皮膚片が落ちる症状が特徴。新薬で症状が治まる患者が増えている。しかし、見た目から、うつる病気ではないかなどの誤解が絶えない》

 すぐに乾癬と診断されましたが、原因が分かったことで、「これで治療ができる」とプラスに捉えられました。

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 診断後は注射での治療で症状を和らげ、自己注射もするようになると、通院の負担も減りました。

 ただ、公表したら仕事がなくなるのではという心配もあり、周囲には話せなかった。症状が出ているところを隠すため、スタイリストさんに「加圧トレーニングをしてあざができたから長袖のワンピースにしてね」と言ったり、頭皮に症状が出ているときは、自分で髪をセットして、ヘアメークさんには「前の仕事でセットしたからそのままにしてね」と触らせないようにしたりしていました。

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