書評

『時の過ぎゆくままに』佐々木史朗・著 プロデューサーには夢が必要

 日本アートシアターギルド(ATG)の代表からオフィス・シロウズ社長と、映画プロデューサーとして長く若手監督の発掘に尽力してきた著者が、79年の人生を振り返った一冊。書籍編集者の高崎俊夫氏と映画プロデューサーの松田広子氏のインタビューに答える形でつづられている。

 演劇青年からテレビのアルバイトスタッフを経て映画に携わるようになるが、一貫しているのは作り手の意志を最大限に尊重する姿勢だ。そんな中から大森一樹監督や長崎俊一監督らとの強い絆が生まれていく。プロデューサーには「夢」が必要との言葉は至言だろう。(ワイズ出版、2750円+税)

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