書評

『ミッションスクールになぜ美人が多いのか 日本女子とキリスト教』

 信仰のほか文化への影響探る

 本書によると、ミッション系の学校に通う女子は3K(かわいい、金持ち、キリスト教)と呼ばれ、その“証明”としてファッション誌読者モデル、アナウンサーを多く輩出しているとのデータも。

 その背景には、日本的なキリスト教受容史がある-。

 『美人論』などの著書もある井上章一氏の問題提起に、キリスト教研究者の郭南燕、川村信三両氏が反応。それぞれキリスト教系大学の理念や文化、日本宣教の歴史といった側面から緻密にアプローチしている。信仰とは別に、クリスマスをはじめ「文化としてのキリスト教」の影響、日本人の心理など興味深い。(井上章一、郭南燕、川村信三・著/朝日新書、810円+税)

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