著者は語る

藤井義彦氏『あなたの働き方・生き方革命』 (1/2ページ)

 □グローバル・リーダーシップ・コーチング協会代表理事、ガンガー総合研究所社長・藤井義彦氏

 ■日本の「従順な」ビジネスパーソンへの応援歌

 あなたは、犬のように従順なだけの会社内でしか通用しないビジネスパーソンになっていませんか? 今後、目指すべき姿は狼の血を入れることです。

 私は今まで64カ国を訪れ、日本企業と外資系企業で働き、コーチングや研修を通して多くの国のビジネスパーソンと接してきました。日本人を第三者の目で見ると、ウイークポイントは「個」が弱いことです。日本人は以心伝心で空気を読み、他人を思いやる素晴らしい民族ですが、外に向かっては自信を持って発信できず、自分の言葉で堂々と主張できる人は少数です。大多数の人は価値の根源が自分の中になく、キョロキョロと自信なさげに、世界のどこかに中心を探しています。常に国や会社、他人などに規範を求めなければ安心できません。

 「このままでは世界の多国籍企業のトップに日本人が座ることが当分ないだろう」と寂しく思います。「自分は何をしたいのか?」を、自分の言葉で堂々と主張できる人はごくわずかでしょう。真の意味でアサーティブ(相手の考え方も尊重し自然体で健全に正しく自己主張する)に対話できる人は皆無ではないとしても極めて少ないと思います。

 日本で教育を受け、日本の企業で働く日本のビジネスパーソンは企業の中で飼いならされ、「忖度(そんたく)」の世界でいつしか従順な下僕になっていく-。これではグローバル時代に生き残れません。アスリートの世界では、若人が世界に飛び出し、活躍しています。彼らは日本のビジネスパーソンに比べ、強い「個」を持っています。

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