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川崎市の人口が6位に 政令市で神戸抜き、次は福岡 (1/3ページ)

 川崎市では5月1日現在の市の人口が初めて神戸市を抜き、全国20政令市中6位に浮上した。両市の人口は、川崎市が前月比4389人増の152万6630人で、神戸市は同2114人増の152万4749人。ともに前月よりも増えたが、川崎市の伸びが神戸市を上回り、順位が入れ替わった。川崎市が政令市の人口順位を上げたのは平成27年4月に京都市を抜いて7位に浮上して以来という。

 川崎市によると、同市が政令市になった昭和47年4月1日の市の人口は約98万人で、神戸市は約131万人。その後、両市ともに右肩上がりで増え続けてきたが、川崎市の増加率が神戸市を上回っていたことから、政令市移行から47年1カ月で神戸市の人口を抜くこととなった。5月1日現在の差は1881人。

 ■武蔵小杉などが牽引

 市の人口が6位に浮上したことについて、川崎市の福田紀彦市長は「まちに活気があることを示しており、市民の皆さんと喜びを分かちあいたい。市民が安心して暮らせる持続可能なまちを築いていく」とのコメントを寄せた。

 市によると、市の人口は大正13年の市制移行時に約5万人。高度経済成長期に京浜工業地帯の中核として発展したまちとともに、市の人口は急激に増加し、昭和48年には100万人を突破した。バブル景気を経た平成元年前後には、年間に1万5000人以上増えた時期もあったという。

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