書評

頑張らずに結果出す方法とは 『ざんねんな努力』川下和彦、たむらようこ・著

 ガンバール国の住人は、いくらガンバっても挫折ばかり。嫌気がさしたミサキは、ガンバらないのに結果を出し、幸福度1位のガンバラン王国を訪れる。そこで会った人々は一風変わっているが、みんな楽しそう…。

 クリエイティブディレクターの川下和彦氏が、自身の経験からたどり着いた「がんばらなくても結果を出す」方法をおとぎ話のような小説にして紹介。「思い込みが目標達成を遠ざける」とし、「意志の力には限りがある」「行動をリズム化すべし」などの「十カ条」を導く。間違ったやり方で努力し、疲れている人におすすめ。(アスコム、1400円+税)

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