教育・子育て

障害者の親に将来への備えを 当事者の専門家らネットワーク設立 (1/3ページ)

 知的障害や発達障害などのある子供やその兄弟たちが、親がいなくなっても安心して暮らせるようにと、法律や福祉などの専門家らがチームを組み「親なきあと相談室関西ネットワーク」(大阪市中央区)を立ち上げた。メンバー全員が障害者の家族や親族で、当事者の気持ちに寄り添ってアドバイスできるのが強みだ。全国的にも珍しい取り組みで、さまざまな相談をワンストップで受けるとともに、7月に初のセミナーを開いて情報発信していく。(北村博子)

 発起人で終活カウンセラーの藤井奈緒さん(46)=大阪府八尾市=によると、知的障害や発達障害のある人の多くは親がいなくなると、衣食住のサポートや金銭管理を任せる人が必要になる。施設に入る場合でも、物件探しや手続きの手助けは必須。だが、そうした将来に備えている親はごくわずかで、知識もない人がほとんどだという。

 藤井さん自身も、重度の知的障害と両足に障害のある長女の凜(りん)さん(16)の母親。このままでは次女の怜(さと)さん(10)に姉の世話をさせることになるかもしれないと危機感を抱き、法的な備えについて勉強を始めた経緯がある。

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