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松江に「動かない鳥」 13日からハシビロコウ展示

 「動かない鳥」として人気のハシビロコウ1羽が松江市大垣町の「松江フォーゲルパーク」で13日から一般公開される。中国地方では唯一の展示となり、夏休みの話題を集めそう。

 ハシビロコウは、絶滅危惧種II類(絶滅の恐れがある種)に分類されており、国内での飼育展示数も少ない。ペリカンのような大きなくちばしが特徴で、魚が水面に顔を出すまで、数時間も動かず捕獲のチャンスを待つ生態から「動かない鳥」とも言われている。

 展示されるのは、オスで体長約1・2メートル。おっとりした性格だが、関西の移動動物園からやってきて環境の変化にまだ神経質な所もあり、当初は飼育員からエサをもらうのをためらう場面もあったという。同園は9月1日まで、ハシビロコウの名前の一般募集を実施し、「末永く多くの人に愛される存在になってほしい」と話している。

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