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市民が婚活徹底サポート 「本気の縁結び」で108組がゴール (1/3ページ)

 人口減少に悩む兵庫県三木市が、約10年前に始めた“本気”の婚活支援が話題を呼んでいる。市役所内に「縁結び課」を設け、仲人役の市民が出会いから結婚までを付きっきりでサポート。これまで実に108組が成婚に至った。仲人役が市から提供された携帯電話を駆使し、デートプランや告白のタイミングなど「恋のテクニック」を伝授してきたことも奏功したようだ。(木下未希)

 「恋愛に大切なのは自分から動く行動力。幸せは待っても来ないのよ」

 三木市が委託する婚活支援団体「みきで愛(出会い)サポートセンター」の出会いサポーター、近藤キシ子さん(79)は、相談に訪れた若い男性に熱く語った。これまで近藤さんが成婚に導いたのは35組ほど。「最近は男性の草食化が目立つ。『第二の母』の思いで、これからも支援を続ける」と強調する。

 三木市の人口は約7万7千人だが、ピークの平成18年からは6千人以上も減少。市は若者の定住を図るため、20年11月22日の「いい夫婦の日」にセンターを開設した。

 会員の婚活を支援する出会いサポーターは全員が市民ボランティア。サポーター同士で会員の情報を交換し、見合いを設けるなどしている。26年にはセンターを管轄する「縁結び課」を新設。28年からは市がサポーター全員に携帯電話を支給し、「初めてのデートは何に気をつけるのか」「告白のタイミングはいつか」といった会員の相談に応じるなど、一歩踏み込んだ支援に切り替えた。

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