三木市によると、全国約４０の自治体が縁結び課を視察。兵庫県加西市や滋賀県東近江市も同様の手法を取り入れ始めたという。
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三木市のセンターの会員数は７月１２日現在で３５５人。４０～８０代の男女２７人が出会いサポーターとして最大３０人の会員を受け持つ。成婚の実績だけでなく、会員登録や紹介料も無料なことから、県外からも入会が相次いでいる。今年４～５月には通常の２倍ほどの４２人が新規登録したといい、成瀬課長は「ぜひ三木市で一緒に生涯の伴侶を探してほしい」と呼びかける。
婚活事情に詳しい近畿大の安達智史准教授は「民間主体の婚活イベントは利益重視だが、三木市のように行政主体であれば低価格で、個人情報の管理といった信頼度も高い。誰でも安心して申し込めることも人気のポイントではないか」と指摘している。