ヘルスケア

エーザイてんかん薬治験で健康男性死亡 厚労省が調査

 製薬大手エーザイ(東京)は30日、てんかんの治療薬として開発を進めていた薬剤の臨床試験(治験)に参加した健康な成人男性が、投与終了後に死亡したと発表した。薬剤との因果関係については調査中だという。厚生労働省によると、国内で健康な被験者が死亡した例は記録が確認できた平成25年度以降、報告されておらず、極めてまれ。同省は適切に治験が実施されていたかどうか調査を進めている。

 エーザイは薬剤の安全性を調べるため報酬を払う形で健康な被験者を募集。29年12月以降、健康な成人男性計118人に薬剤か偽薬のいずれかを投与した。今年6月、医療機関から薬剤を投与した男性が死亡したと連絡があり治験を中止。他の被験者に重い副作用の報告はないとしている。

 プライバシーの保護などを理由に、エーザイは亡くなった男性の年齢などを明らかにしていない。

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