ヘルスケア

進化する男性の紫外線対策 日傘、肌色クリーム好調 意識変化も

 猛暑日の増加などを背景に、男性の紫外線対策が進化している。強い日差しを避ける日傘を買い求める人が急増し、肌色補正効果がある男性用クリームの売り上げも好調だ。健康に害となる暑さや紫外線を防ぎながら、外見も整え好印象につなげたいという意識の変化もあるようだ。

 そごう・西武では晴雨兼用を含む日傘の売上高が、全15店舗で5月からの約1カ月半に前年同期の10倍に急拡大。紳士雑貨担当の内田健介さんは「こんな変化は初めて。年代が上がるほど、健康を守るため日傘の必要性を切実に感じているようだ」と話す。売れ筋はまぶしさや暑さを防ぐ遮光・遮熱機能付きで黒や紺色の7千円前後の商品だ。

 そごう・西武が4月に男性840人を対象に実施した調査では、日傘を選ぶ際に「UVカット率を重視する」との回答が21%と最多。内田さんは「日傘を差すのは恥ずかしいという声は聞かれない。見た目より健康が大事という意識の変化を感じる」と強調する。

 日焼けを防ぎつつ肌もきれいに見せたい、という多様なニーズに応える商品も注目を集める。ひげの青みやくまなどを薄くして肌をきれいに見せる資生堂の「ウーノ フェイスカラークリエイター」(実勢価格は1274円前後)は、販売店舗限定ながら出荷数は3月に発売後、4カ月間で計画の3倍になった。

 商品を販売するツルハドラッグ渋谷センター街店の山本洋二店長は「20~30代のビジネスマンの購入が目立ち、日焼け止めも通年で塗っている人が多い」と説明。「数年前から日常的に肌を手入れする男性が増え、基礎化粧品やにおい対策商品の売り上げも伸びている」と話していた。

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