ヘルスケア

防げ 学校での突然死 生徒、教職員向け教材

 学校での事故防止の取り組みを支援している日本スポーツ振興センター(JSC)は、学校で子供が倒れたときに取るべき基本的な対応について解説した教材カードを作成し、ウェブサイト「学校安全Web」で公表した。

 中学・高校生向けと教職員向けの2種類で、それぞれ2ページでカラー刷り。生徒向けは校内での掲示や授業教材としての活用を、教職員向けは応急手当ての習熟に役立ててほしいとしている。

 同センターによると、学校での死亡(突然死)は年に20~30件発生。倒れた子供の周りにいた人が心臓マッサージ(胸骨圧迫)をしたり、自動体外式除細動器(AED)の装着、電気ショックを施したりしたケースも多く、それにより救命されたとみられる例もあるという。

 生徒向けの教材カードでは、近くの人が突然倒れた場合に「大丈夫ですか!?」と呼び掛け「目を開ける」「返答する」などの反応がない場合にはすぐに人を呼び、救急車を要請して心肺蘇生法などの応急手当てをする基本動作を紹介。AEDの基本的な仕組みについて図解し、普段からAEDがある場所を確かめておくよう呼び掛けた。

 教職員向けでは、健康診断の確実な実施や健康教育、運動時の注意点、家庭や医師との情報交換など突然死を防ぐ10カ条を紹介。心停止に対する応急手当ての方法を解説している。

 同センターは動画投稿サイト「ユーチューブ」で、応急手当ての手順を解説した動画「運命の5分間 その時あなたは~突然死を防ぐために~」を配信、併せて活用を呼び掛けている。

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