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京都・錦市場に丹後王国ショップ 11月上旬開設

 京都府京丹後市で道の駅丹後王国「食のみやこ」を運営するパソナグループの丹後王国(京丹後市弥栄町)は5日、京都・錦市場商店街(京都市中京区)で11月上旬をめどにアンテナショップを開設すると発表した。錦市場で400年の歴史を持つ老舗の寿司屋「伊(い)豫(よ)又(また)」の店舗を改装し、京丹後の食材を使った飲食や物販を提供。インバウンド(訪日外国人客)ら観光客を府北部へ誘客しようと、京丹後の観光の魅力を発信する拠点にする。

 2階建て店舗のアンテナショップ「丹後七(しち)姫(ひめ)殿(でん)(仮称)」は、1階に京丹後で獲れた食材を使った炉端焼きや揚げ物、丹後ばらずしに加え、伊(い)豫(よ)又(また)名物の鯖(さば)寿(ず)司(し)も販売。道の駅で売る自家製ソーセージやクラフトビールも販売する。

 2階は、1階の物販コーナーで食材を買った利用客が休憩できるイートインスペースも設け、錦市場で問題視する「食べ歩き」の解消にも一役買う。天橋立や琴引浜など府北部の観光情報を提供するコーナーも併設し、宿泊施設やレジャーの事前予約ができるようにし、京丹後へ観光してもらう仕掛け作りも行う。

 アンテナショップの開店時間は午前9時半~午後6時半。年間の売り上げ目標は約9600万円、集客目標は約10万人を見込む。

 丹後王国によると、アンテナショップは錦市場からの提案で府の仲介があり、約2年がかりで実現した。

 京都市内で会見した丹後王国の中川正樹社長は「京丹後の食材が本物であることを知っていただき、京丹後に観光などで来ていただくことで府内全域に経済が回るようにしたい」と強調。山下晃正副知事も「新たな食文化などを国内外の多くの方々が楽しんでいただく場になれば」と語り、京都市内に集中する観光客の分散化など府内の広域観光実現に期待感を示した。(西川博明)

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