教育・子育て

「ラン活」活況 新規参入続々、高額・早期化するランドセル商戦 (2/2ページ)

 制服販売の活性化も狙い

 一方、山耕が展開するランドセル販売店は、制服販売店の事業承継の受け皿としても活用する。

 「6年ほど前、東京のランドセル専門店を訪れ、楽しげに買い物をしている親子に衝撃を受けた」と山田社長。制服や体操着は学校指定の販売店で買うことが多く、店を選べないところが購入者の不満になりやすい。また、後継者不足による閉店など、業界に「尻すぼみ感」も漂っていたという。そこで、山田社長は楽しく買い物できるランドセルを取り扱うことで、制服販売の活性化につなげようと考えたのだ。

 実際、越前市の店舗は、高齢になった店主からスクール用品店を事業承継する形でオープンし、制服も販売。今回開店させた「やしろ店」でも制服を扱うとともに、裾上げなど制服の直しを行う工場を引き継いだ。山田社長は「ミシンを並べて作業しているところを見せ、こうした仕事に光を当てていきたい」と語り、店内に様子が見えるようガラス張りで作業場を設置している。

 山田社長は「ランドセルも学生服も楽しんで購入してもらいたい」と話している。

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