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今度は「マイストロー」…タピオカブームの次に来る台湾流 (1/2ページ)

 「インスタ映え」するフォトジェニックさが女子高校生らを魅了するタピオカ入り飲料。本場・台湾の繁華街でも多くの観光客らが飲み歩いているが、プラスチック容器のゴミ問題が起きている。海洋プラスチックごみ問題への国際的な関心が高まる中、台湾政府は今年7月に、店内のプラスチック製ストローの使用制限に踏み切った。そうしたところ、持ち歩きを想定したさまざまな「マイストロー」が人気を呼び、流行の兆しをみせている。空前のタピオカブームに沸く日本にもマイストロー流行の波は来るかどうか、注目されている。(安田奈緒美)

 タピオカ飲料、日本語で宣伝

 「アートのようなタピオカ」

 「完璧なタピオカ」

 台湾の原宿ともいわれる台北の繁華街・西門町。ファッションビルや映画館などが立ち並ぶ中、「ドリンクスタンド」と呼ばれるタピオカ入り飲料を売る店が日本語の看板を掲げて観光客を呼び込む。

 一般的な、カラメル色素を使って着色された黒い玉だけでなく、ピンクや白、キャラメルなどカラフルなタピオカが人気の店や、限定の緑茶タピオカを売るスタンドに行列ができていた。

 飲みながら町歩きをする観光客や地元のティーンエージャーも多いことから、町には数メートルおきにゴミ箱が置かれている。

 しかし、ゴミ箱からは容器があふれている状態。世界的な関心事になっているプラスチックごみの問題は、街角の風景からもうかがえた。

 2030年までにプラ製ストロー、カップ全面禁止

 台湾では2002年からプラスチック容器の使用規制を始めている。今後、プラ製のレジ袋や使い捨ての食器、ストロー、カップなどの提供を徐々に減らし、30年までには全面的に禁止する目標を立てている。

 今年7月1日からは百貨店や、ショッピングセンター、ファストフードチェーン店などで、店内飲食でのプラ製ストローの提供が禁止された。違反した場合は罰金も科されるが、持ち帰り用のストローなら使用できる。

 台湾政府はカップに直接口をつけて飲むか、もしくは、アルミなどの繰り返し使えるストローの利用を促しており、環境保護署は「この措置を通じて国民や業者にプラ製ストローがないことに慣れてもらいたい」とコメント。段階的に対象店舗を増やす方針で、「次のステップとしては、今回禁止した対象店舗などで、テークアウトにも提供しないことも視野に入れている」とし、30年の全面禁止につなげたい考えだ。

 実際、7月以降、コーヒーチェーンのスターバックスなど多くの店舗が直接口をつけて飲める容器に変更している。

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