ヘルスケア

効果見込める薬を迅速に がん遺伝子調べる臨床研究

 国立がん研究センターは、がん患者の遺伝子検査で効果が期待できる薬が判明した場合、適用外のがん種であっても迅速に投与して効果を調べる臨床研究を10月に始めると発表した。

 ノバルティスファーマが提供する分子標的薬8種を試す。分子標的薬は、がん細胞の増殖を引き起こす特定の分子だけを狙い撃ちするため、違う種類のがんでも同じ遺伝子変異があれば、効果を上げる可能性がある。

 しかしこれまでは、これらの薬のがん種が適用外だと、治療に使うのは難しかった。

 臨床研究は、保険診療との併用が認められる国の「患者申し出療養制度」を利用、従来半年程度かかっていた計画の準備期間を大幅に短縮する。

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