趣味・レジャー

「知覚」仕掛け楽しもう 滋賀で芸術イベント

 古い町家が立ち並ぶ滋賀県近江八幡市の旧市街地をめぐりながら、「知覚」をテーマにしたアートを楽しむ芸術イベント「ちかくのたび」が、同市永原町上のボーダレス・アートミュージアムNO-MAの周辺で開かれている。ブルーシートで作られた高さ約4メートルの巨大な手などの作品が訪れた人たちの目を楽しませている。

 旧市街地の町歩きを楽しみつつ、アートにも触れてもらおうと、NO-MAを中心に旧市街地の町家を活用した5つの会場と、近くの八幡山山頂の展望館の計6会場に300点以上の作品を展示。地元企業の協力で会場周辺の10カ所に休憩用の床几を設置している。

 会場ごとにテーマが設定されており、「手で観る世界」がテーマの「奥村家、岡田家」会場では、小さいころから全盲だった小原二三夫氏の彫刻作品が展示されている。小原氏が人形などの手触りの記憶を頼りに作品を制作したことにちなみ、目隠しされた箱の中に入った彫刻作品の触感を、来場者が側面の穴から手を入れて楽しむコーナーが設置されるなど「五感」について考える仕掛けが随所にちりばめられている。

 同イベントは11月24日まで開催。NO-MAの山田創さんは「歴史のある近江八幡の街を散歩しながらアートとの出合いも楽しんでほしい」と話している。

 全館共通パスポートは一般千円、高大生900円。中学生以下は無料。パスポートを見せると、八幡山のロープウエーの料金が3割引される。開館時間は月曜(祝日の場合は翌日)を除く午前11時~午後5時。

 問い合わせはボーダレス・アートミュージアムNO-MA(0748・36・5018)。

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