100歳時代プロジェクト

国際会議等のビジネスイベントMICE(マイス) 地域に新たな雇用や活力、期待 (1/2ページ)

 観光立国の目玉として政府が誘致を進める国際会議や見本市などの大規模集客イベント「MICE(マイス)」。国内で整備が進む「カジノを含む統合型リゾート(IR)」では千人以上を収容できるMICE施設が整備されることになっており、100歳時代に地域に新たな活力や雇用を生み出すことが期待される。日本に先んじてMICEに力を入れる米ラスベガスを取材した。(道丸摩耶)

日本にも注目

 「ニューヨークなどと異なり地元に産業がほとんどないにもかかわらず、ラスベガスを訪れるビジネス客の割合は観光客全体の2割に上る。この割合は年々、増えてきている」と語るのはラスベガス観光局のクリス・マイヤー氏だ。

 カジノで知られるラスベガスだが、中心部にある多くの大規模ホテルは近年、国際学会などに使える大ホールと複数の会議室から成るMICE施設を備えるようになってきている。MICE誘致には会議参加者が泊まるホテル、会議後に行ける夜遅くまで営業する飲食店、ショッピングセンターなどの周辺施設も必須とされるが、ラスベガスにはこれらもそろっている。

 9月10~12日、ラスベガスで開かれた国際展示場の見本市「アイメックス・アメリカ」では、MICE誘致を進める各国の観光局やホテル施設などがブースを出展。日本からは日本政府観光局(JNTO)のほか、今回初めて東京都もブースを出した。都産業労働局観光部企画課の二宮祥子課長代理は「来年の五輪開催都市ということで東京に注目が集まっている。立ち止まる人が多く、関心の高さを感じた」と話す。期間中、40件ほどの商談予約が入ったという。

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