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台風19号浸水 西日本豪雨の18年超え

 ■国交省が集計、17都県2万8800ヘクタール

 台風19号に伴う河川堤防の決壊や越水などで浸水した範囲は17都県の約2万8800ヘクタールに上り、数日間の降雨で、西日本豪雨などを含む2018年の年間総計約2万8579ヘクタールを超えたことが24日、分かった。関東・東北豪雨があった15年も上回った。台風19号による浸水面積は調査中の地域も多く、さらに増える見通しだ。

 国土交通省が河川流域別に公表している24日時点の浸水面積を集計した。浸水は既にほとんどの地域で解消している。

 国管理河川周辺では、14都県の約2万5525ヘクタールが浸水した。宮城、福島両県の阿武隈川流域が上流や下流、支流を含み約1万2600ヘクタールで最大。吉田川流域は宮城県で約5700ヘクタール、越辺川流域では埼玉県で約2060ヘクタールなどとなっている。

 都道府県管理河川の浸水被害は16都県で発生した。面積は調査中の地点が多いが、判明分で国管理河川との重複を除くと約3275ヘクタールとなる。福島県管理区間の阿武隈川で約500ヘクタール、栃木県佐野市の秋山川約370ヘクタール、埼玉県東松山市の新江川約220ヘクタールなど。国管理、都道府県管理とも堤防決壊箇所周辺での浸水被害が大きい。

 国交省は毎年、洪水だけでなく、高潮や土砂災害なども含む浸水範囲を公表している。18年の総計は暫定値で、災害別の内訳は西日本豪雨約1万8500ヘクタール、関西空港が被災した台風21号約1007ヘクタールなど。

 15年は約2万6826ヘクタールが浸水した関東・東北豪雨を含め約2万7500ヘクタール、初めて大雨特別警報が発表された台風18号などを含む13年が約3万ヘクタールだった。

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