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さらば「スラーメン」市民の“ソウルフード” 鳥取市役所食堂閉店

 鳥取市役所新本庁舎への移転に伴い、旧本庁舎の食堂が25日に閉店した。名物の「スラーメン」は市民の“ソウルフード”として長年親しまれ、別れを惜しむ多くの客でにぎわった。

 食堂は旧本庁舎が完成した昭和39年に開業。平成3年から仕出し弁当などの富士割烹(かっぽう)が運営してきたが、本庁舎の移転とともに幕を閉じることになった。

 うどんのスープに中華麺が入ったスラーメン。久住昌之さん原作、同市出身の谷口ジローさん(平成29年死去)作画の人気漫画「孤独のグルメ」にも登場した。

 最終日は9割の客が「スラーメン」を注文し、昼食時には多くの市民らでにぎわった。昼休みには深沢義彦市長も食堂を訪れ、スラーメンを注文。「市役所で勤務するようになった約40年前から頂いていた懐かしい味。改めて市民に親しまれてきたと感じた」と話し、名残惜しそうに味わっていた。

 市は新本庁舎への移転を段階的に進めており、11月5日に全面開庁する。新本庁舎では、すなば珈琲が「香(か)素(す)ラーメン」を提供している。

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