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貯金上手な人がバターと醤油は高級品を買う訳 「節約」を長続きさせるコツは (1/2ページ)

 我慢がつきまとう「節約」を長続きさせるのは難しい。貯金上手な人はどこが違うのか。ファイナンシャルプランナーの山崎俊輔氏は「買い物頻度の高いパンやビール、コーヒーなどは安値を追究し、買い物頻度の低い醤油やバター、マヨネーズなどは高級品を買ってメリハリをつけるといい」とアドバイスする--。

 ※本稿は、山崎俊輔『大人になったら知っておきたい マネーハック大全』(フォレスト出版)の一部を再編集したものです。

 我慢がつきまとう「節約」を長続きさせるコツ

 基本的に節約は「安値追求」です。同じものを買うなら安い値札のものを買うべきですし、満足度がたいして変わらないならより安い商品をチョイスするべきです。

 もう一度書きます。

 「同じ商品なら、より安く買う」

 「同じ満足度なら、より安い商品を選択する」

 この2点が節約のカギです。週に2回買い物する商品が50円安ければ、月400円、年4800円安上がりの生活になります。同じようなことを10種類の商品で実現できれば、生活は同じことをしていて年4万8000円浮くことになります。

 貯金上手は安値追究だけをしているわけではない

 しかし安いものを買えば何でも正解かというと、世の中はそれほど単純ではありません。むしろ安値追求についてはメリハリが必要です。

 まず自分にとって譲れないクオリティラインがある消費については、無理して安値にする必要はありません。第三のビールがどうしても許せないのなら、「ビール以外」の節約を徹底してビールについては不可侵領域としてもいいわけです。

 なぜなら、節約はトータルで実現すればよいからです。

 これをやらないと何でもかんでも安い買い物に置き換えるあまり、じきに不満足な買い物が増えていきます。節約をしていても何も楽しくありません。だから節約は続かなくなります。満足度と値札のバランスを考える、言い換えればコスパを考えることが節約のコツです。

 パンの支出は安く抑えてバターと醤油は高級品を買う

 メリハリをつける買い物術で意識してみるといいのは買い物の「頻度」です。毎日買うようなものと、数カ月に一度買うもののどちらで安値にこだわるか考えてみたことはあるでしょうか。安値こだわり度を強くするべきなのは、明らかに買い物頻度が高いものです。

 あなたが毎日食べる食材、例えばパンやご飯については安値追求の効果も大きく出ます。いつもブランド牛にこだわったり、6枚切り食パンではなく個包装の菓子パンを買うことは予算を大きくふくらませます。

 例えば200円で6枚切り食パンを買えば2人家族の朝食が3日持ちます。しかし150~200円のコンビニ菓子パンやブランドパン屋を夫婦で買えば1食だけで予算が倍増、3日で6倍の予算になります。メゾンカイザーのクロワッサンは確かに美味いしいですが、毎食食べてはやりすぎです。「時々」食べるからこそ幸せ感も高まります。

 しかし、買い換え頻度が低い食材については意識的にこのルールを外して、高いものをあえて選んでみるのがマネーハックの発想法です。

 例えば「バター」「醤油」「マヨネーズ」のように月に一度も買い換えないような商品については無理に安値を追求する必要はありません。むしろここぞとばかりに高級品を買ってもいいのです。

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