ヘルスケア

「認知症でも元気で楽しい」 厚労省、当事者5人に「希望大使」任命

 認知症の人の声に耳を澄ませて-。厚生労働省は、認知症への社会の理解を深めるため、当事者が情報発信する「希望大使」の任命式を東京都内で開いた。男女5人が選ばれ、45歳で若年性アルツハイマー病と診断された鳥取市の藤田和子さん(58)は「認知症になっても元気に楽しく生きていけると伝えたい」と意気込みを語った。

 政府は昨年6月に認知症対策の新大綱を策定。「認知症の本人の発信を支援」と明記し、当事者が「希望大使」となり、講演などを通じて啓発活動をするとした。

 任命されたのは藤田さんのほか、仙台市の丹野智文さん(45)、東京都品川区の柿下秋男さん(66)、長野県上田市の春原治子さん(76)、香川県観音寺市の渡辺康平さん(77)で、橋本岳厚労副大臣から任命証を受け取った。

 渡辺さんは「偏見を感じ、傷ついたこともある。胸を張って生きられる社会を目指していきたい」と語った。春原さんは、「身近な地域で認知症のことを伝える活動をしていきたい」と抱負を述べた。

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